top of page
  • 執筆者の写真RYUJI NAGATA

空きスペース活用ビジネスの歴史からみる最新トレンドを紹介

更新日:1月24日


 この記事は、空きスペース活用ビジネスの歴史から2022年下期の最新の活用方法をご紹介すると共に、シェアリングエコノミーの流れをフィットネス産業固有の構造的な課題解決の手段と考える筆者のアイデアをみなさまとシェアさせていただきたいと思います。


この記事の目次

空きスペース活用ビジネスの歴史

空きスペース活用ビジネスの最新トレンド

空きスペースでリスクや手間なくフィットネススクール運営ができるサービスを紹介

みなさまと共創したい地域社会


 コロナ禍におけるリモートワークの増加で、特に都市圏の空き部屋、空きビル、空きスペースの拡大。そして、以前から変わらぬ人口減少、小子高齢化による郊外や地方の過疎化、空き家問題。かつて猫の額(ひたい)ほどに狭いといわれた日本の国土ですが、今後、益々空きスペースの拡大傾向は深刻化しそうです。それでは、空きスペースを活用したビジネスの歴史を振り返りながら今後のトレンドを占います。



 

空きスペース活用ビジネスの歴史


アパート経営、ビル経営、店舗貸し

 古くから、多くの賃貸アパート、コンビニエンスストアー、ファミリーレストラン、スイミングスクール、フィットネスクラブ、ビジネスホテル、老健施設、漫画喫茶、カラオケ、コインランドリーなどなど、多くの商売を支えてきた王道の空きスペース活用が不動産賃貸です。しかし、これらの不動産賃貸は、その利用するビジネスモデルに適した土地やスペースでしか利用できませんし、歴史あるビジネスのため現在は既に過当競争、供給過多です。一度賃貸契約を結ぶとその不動産の流動性は全く無くなります。


駐車場、レンタル倉庫、バイク駐輪場

 上物を建てる必要がない土地活用は、アパート経営などに代表される土地と建物セットにした不動産賃貸の代替として、同じく古くから利用されてきました。しかし、土地を更地にして、地面をコンクリート敷きにしたり、特殊な設備や機械を導入したりと、結局かなり高額な初期費用がかり、初期投資回収の期間を考慮するとスペースの流動性は低いといえます。


自販機、ガチャガチャ、プリクラ、コインロッカー

 軒下、階段、踊り場の隙間やデッドスペースなど一坪の空きスペースを活用するビジネスとして、古くから普及している自動販売機の設置ビジネス。屋内のデッドスペースにはガチャガチャやプリクラなどが設置がされてきました。外国人に聞く日本が好きな理由の一つとして自販機、ガチャガチャがあがるように、狭い国土だからこそ進化した日本固有のビジネスモデルです。

 近年では、AEDが設置された自販機。1個800円する人気ラーメン店のレトルト自販機。1回3000円するガチャガチャなどが登場し話題となっています。進化の方向性はもはやスペース活用の域を脱し、地域共生やエンターテイメントに向かっている気配です。いずれにしろ販売は無人とはいえ、お金や空き容器の回収、商品の補充など、ビジネスの運営には一定の手間、コスト、リスクがついてまわります。


民泊

 ここまで紹介したような初期投資、流動性、リスクの心配が少なく、多くの空き部屋オーナーが参入し易い民泊は、最近のシェアリングエコノミーの流れにピッタリとハマったビジネスといえます。保有している空き部屋や空き家を、民泊サイトのAirbnb などに掲載するだけで、現状収益ゼロのスペースを収益化できる手軽さが人気の理由でしょう。

 しかし、実は、民泊には住宅宿泊事業法の届出が必要で、キッチン、トイレ、お風呂、洗面台の完備が必要。そのため、もともと住宅として使用していない空間には適していないスペース活用方法といえます。


貸し会議室、レンタルスペース、コワーキングスペース

 民泊のような住宅宿泊事業法の届出の必要がないため、もともとキッチン、トイレ、お風呂、洗面台がない空き部屋対策として利用できるのが、貸し会議室やコワーキングスペースなど仕事や勉強向けに空き部屋を時間貸しするビジネスです。近年では、コロナ禍でリモートワークやリモート講義が拡大したことも追い風となりました。

 ただ、ビジネスの側面から見ると、結局は不動産の賃貸であり、また以前からあるカラオケや漫画喫茶のような時間貸しレンタルスペースと全く同様に見えます。むしろ夜中や早朝、週末にビジネス利用は少ない分、収益も見込めないように思えます。そうとはいえ、満喫やカラオケのような初期投資やビジネスの手間や専門的なノウハウは少なそうであり、賃貸物件を所有する大家さんにとっては、テナントが出た後の空き部屋対策としては、会議室やコワーキングスペースは有効なビジネスとして今後も益々人気となりそうです。



 

空きスペース活用ビジネスの最新トレンド



① 所有からシェアするシェアリングエコノミーの流れ


 大企業の執務スペースのフリーアドレス化(自分の決まった机がない)や、コロナ禍によるリモートワークの積極的な導入は、これまで大企業が所有や賃貸していた広大なスペースが放出されることになります。一方で、これまで企業活動には不可欠だったスペースや営業車にカーシェアを利用するといったシェアリングエコノミーの流れは加速。共同物流センター、コールセンター、レンタル倉庫、貸し会議室、コワーキングスペース、カーシェアー、シェアサイクルなどが益々拡大すると予想されます。



② レンタルスペースの付加価値や専門性の多様化


 コロナ禍で、貸し会議室やコワーキングスペースが急増してはいますが、ファミリーレストランや喫茶店のドリンクだけを注文して仕事を片付けることは可能です。下手なコワーキングスペースや貸し会議室より手軽で快適だと感じているのは筆者だけではないはずです。ビジネスホテルが満室だった場合、カプセルホテル、それもなければ24時間営業のサウナや満喫と、とにかく安全に寝られる場所を探しますよね。

 このように表向きの営業形態がなんであれ、お客は必要に応じて自分にとって賢い購買行動をします。そういう意味では、ファミレス、喫茶店、カラオケ、満喫は、貸し会議室やコワーキングスペースのビジネス競合といえます。ですから、当然、貸し会議室やコワーキングスペースは、ファミリーレストランや喫茶店で仕事するよりももっと快適な場所でなくてはならないのです。証明写真機がプリクラに、コインロッカーが宅配受け取りボックスに変化したのと同じ時代に合わせたニーズへの対応といえます。

 民泊、グランピング、BBQ場、キッチンスタジオ、動画LIVEスタジオ、フィットネススタジオ、ワイン工房、クラフトビール工房、DIY工房、手芸工房、プラモデル工房、バイク専用洗車場などなど、今後のレンタルスペースビジネスは、利用者にとっての付加価値や専門性が高く、その用途に必要な機材や設備が整った空間づくりが進み、多様化します。

 


③ レンタル課金のニッチ化と無人化の流れ


 みなさんも、最近、映画館のロビーに設置された一人カラオケブースや、駅の通路に設置された一人ワーキングブースを見かけたことがあるかと思います。また。コインパーキングの20分◯◯◯円だったところが、なんと1分◯◯◯円になったと先日ニュースが取り上げていました。カーシェアも、古くからあるレンタカーの貸出し時間を短くしたビジネスモデルです。ポップアップストアーや催事コーナーなども同様。賃貸する時間軸を短くする手法は、ビジネス競争下では差別化ポイントとしてとても有効です。

 そして、注目すべきは、昔ながらのビジネスのように料金を徴収する人を配置したり、利用者の利用状況をチェックすることなくデジタルの恩恵を最大限活用できる現在、自動販売機の設置よりも手離れ良く、無人で新しいビジネス提供が可能になったことです。現在は、空きスペース活用ビジネスの定番である賃貸やレンタルビジネスに取って変わるイノベーティブなビジネスが将来的には生まれる可能性を予感します。



④ 空きスペースを保有するオーナーの負担軽減

 

 空きスペースを保有するオーナーの目的は空きスペースを収益化することです。今までは賃貸、リース、レンタルなどの借手から賃料を取るビジネスが一般的な空きスペース活用ビジネスでした。理由はいうまでもありません、賃貸ビジネスが、最もオーナーの手間が少ないからです。しかし、本記事のテーマでもある、これからは空きスペースが益々増加する時代、これまでと同じやり方では空きスペースを埋めることはできず、地方のシャッター商店街に象徴されるように、放置される空きスペースが益々増加することでしょう。

 今後は、時代に合わせた新しい奇想天外なビジネスが生まれていく中でも、このオーナーの意識だけは普遍的であると考える方が自然ではないでしょうか。つまり、将来的にも空きスペースを保有するオーナーは、手間は可能な限りかけることなく、空きスペースを収益化できるビジネスを選択していくといえます。



 

空きスペースでリスクや手間なくフィットネススクールが運営できるサービスを紹介

  

 大人が通う現在の総合フィットネスクラブの前身は、1964年東京五輪以降に建てられた子供向けの水泳指導を目的にしたスイミングスクールです。1980年代には100坪以上の地主に対する農地、賃貸アパート、月極駐車場などに変わる、教育やスポーツを対象とした土地活用ビジネスとして人気を博します。1990年に入り、少子高齢化に対応するため現在の大人を対象とした総合フィットネスクラブの形態に徐々に変化してきました。

 しかし、時は2022年、オフィスビルや商業ビルの空きスペースが拡大する時代、フィットネスクラブ業界にとっても他人事ではありません。


 この記事では、筆者が開発した空きスペースでフィットネススクールが運営できる日本初のマッチングサイト、スポカツ.netが、どのように空きスペースを保有する方々にお役立ていただけるかのポイントを記載します。


無人で現状収益ゼロのスペースを収益化できるので朝活との相性がバッチリ
現在利用していないスペースや時間帯を限定できるので朝活との相性がバッチリ
フィットネスや運動の知識がなくても、フィットネス施設でなくも、できる運動は無限大
空きスペースを所有していなくても、誰でもフィットネススクール運営ができます
初期投資、リスク、手間は、実質的には、ほぼゼロで収益化できます
教育や運動がテーマの事業なので利用者に喜ばれるスペースになります

 トップスイマーとして学生時代6年半をアメリカで過ごし、半世紀に渡り日本のフィットネス産業と共に歩んできた筆者が、2022年10月に公開した主催者(会場を提供する人)と、コーチ(指導者)と運動教室の参加者の三者をマッチングするサービス、スポカツ.netは、フィットネス産業固有の構造的な課題を地域のみなさまと解決するサービスです。


 サービスの利用方法については、以下のバナーをクリックしてをご確認ください。



 

みなさまと共創したい地域社会


それは、誰もが無理なく運動習慣が続く地域社会の実現です。


■日本全国に約5000軒ある会員制フィットネスクラブは、約424万人の様々な運動ニーズを支えてきました。しかし、アメリカの5.6人に一人に対して日本は30人に一人。1年で9割が退会 。


■オーシャンナビは、これまでに、東京・神奈川・千葉の約4000人の運動習慣を水泳朝活を主催し、副業コーチが指導してきました。しかし、他の地域、水泳以外の運動種目の展開は困難。


■在宅勤務の増加により、空きスペースは今後益々増加し、人の行動範囲、生活圏は益々狭くなります。

 

空きスペース活用ビジネスとして、フィットネス業界固有の

課題解決をみなさまとの共創により実現すのがスポカツ.netです。


 総合フィットネスクラブ、24時間営業のフィットネスクラブ、ヨガスタジオ、ダンススタジオ、レンタルスペース、会議室、集会場、公共施設、公園、学校、ショッピングモールや住宅展示場の駐車場、早朝から運動エクセサイズに利用できる空きスペースは無限大です。是非、スポカツ.netでスポーツ朝活を実施してください。現状収益ゼロの空間で運動レッスを開催して収益化が可能。ほぼノーリスクです。


 日本人が運動習慣を持続するモチベーションは施設にはありません。参加者の動機や目標に導くのは、みなさまのような、ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター、フィットネスインストラクター、ランニングコーチ、スイミングコーチ、・・・などなど、その道の指導者の方々に他なりません。

 現在の本業は一切関係ありません、Go! Rutine. で朝活を指導することで趣味と実益を兼ねた最高の副業・アルバイトが手に入ります。


 スポカツ.netに月額会員という料金設定や無料体験はありません。ネットサイトなので内容はガラス張りです。納得がいくまで、お気に入りが見つかるまで色々比較してください。参加1回毎デジタルチケットを購入します。(金額は主催者が決定:無料、もしくは330〜33,000円。)もし、推しのコーチが見つかったら、ぜひ足繁く通うよにしましょう。通う励みが、あなたの運動習慣を定直させます。


誰もが気軽に参加できるスポーツ朝活あるまちづくりは

みさまとの共創の結果実現するものです。

ぜひご一緒に盛り上げて参りましょう。


ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございました。


この記事に共感をいただ方は、どうぞスポカツ.netのご登録、ご利用をお願いいたします。



閲覧数:30回0件のコメント
bottom of page